帯広北口支線
帯広北口支線 路線概況
運営者:JNR
開業:1928年
廃止:1978年
停車場数:42
営業年数:50年
1. 路線概要
本線区は北海道内における地域輸送を目的として敷設された地方鉄道路線である。
沿線集落、農漁業地域、行政拠点相互の連絡を主任務とした。
旅客輸送のほか、時期により農産物、海産物、雑貨、燃料等の貨物取扱を行った。
積雪寒冷地における基礎交通機関としての役割を担った。
2. 沿革要旨
1928年 区間開業。
以後、停車場新設、営業粁修正、運転系統整理等を経て線区として整備された。
戦後期には旅客需要の増加に対応し、普通列車本数の調整、施設改良等を施行した。
自動車交通の発達以後、線区の役割は次第に縮小した。
1978年 線区廃止。
3. 運転概要
運転列車は普通列車を主体とし、必要に応じて急行または準急の設定をみた。
貨物列車は沿線需要のある期間に限り運転され、末期には廃止または大幅縮小された。
車両は蒸気機関車牽引列車から気動車中心へ移行し、合理化を進めた。
交換可能駅を基礎として列車行違いを実施し、閑散時間帯は運転間隔を拡大した。
4. 廃止経緯
道路整備、民間自動車普及、貨物輸送形態変化により利用は逓減した。
施設維持費に対し輸送密度が低位に推移し、収支改善は困難となった。
国鉄再建・地方交通線整理の過程において存続適否が検討された。
その結果、代替輸送機関への転換により鉄道営業を終了した。
5. 現況
廃線後、線路、信号保安設備、貨物設備等は順次撤去された。
駅舎は解体、転用、保存のいずれかに分かれ、駅跡のみ残る地点も多い。
築堤、橋台、ホーム縁石、駅前広場などに旧線の痕跡を認める場合がある。
本線区は北海道地方交通史上の一事例として、現在も参照価値を有する。
停車場一覧
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